最近新しいアウターを購入したのですが、動きやすさを重視すると結局いつも来ているアウターを選んでしまう田村です。結局動きやすくて、温かさ重視してしまう、、、。年取りましたかね。。
春めく季節になると髪と服の雰囲気を変えたくなりませんか?
かなかお客様には口頭でご説明をできていないので、
こちらでパーマの基本をお伝えしますね。
基本的には、、1剤で髪の中の結合を切って(還元)、2剤で髪の中の結合をつなぐ(酸化)ということをやっています。

1剤と2剤の間に、1剤を洗い流す水洗と1剤を中和する中和剤の2種類も付けます。
今回は結合を切る1剤についてお話したいと思います。
(お客様に分かりやすい伝え方になりますので、ややこしい内容は割愛しますね(^_^))
大体の美容師さんが1剤を選ぶ時に考えることが、
・アルカリ(薬剤を髪に浸透させるパワー)
・還元(髪にカールを付けるパワー)
アルカリのパワーは髪の太さや硬さによって使い分けをします。
太くて硬い髪にはアルカリの数値は○○!細くて柔らかい髪には○○!みたいな。
還元のパワーはカールの強さによって使い分けをします。
くるくるパーマには還元の数値は○○!ニュアンスっぽいパーマには○○!みたいな。。
そんな1剤を髪に塗布して時間を置いた後に目指すカールが髪についているかを1度チェックしまして、、
OKなら➡水洗(1剤を洗い流す)➡中和(1剤の効果を弱めて2剤の効き目を良くする。)➡2剤付ける。という流れを我々はやっております。
1剤についてのお話しに戻りますが、現在はお薬も多様化しており、約20年前を境に大きくお薬が変わったと思います。
薬事法の改正などで使用できる化粧品登録の新しい成分が増えました。
今現在皆さんがやっている縮毛矯正やブリーチ、ヘアカラー、毎日のアイロンでのスタイリングは20年前以前は少なかったのですが、今はこのどれかを皆さんが行っている状況です。
ダメージが多様化し、その髪にパーマをかけるの難しくなってきています。
その為、今では先ほど書いたアルカリ(髪にお薬を浸透させるパワー)が
必要ない場合が増えてきています。
既にダメージがすすみ、表面のキューティクルが剥がれている髪や加齢によって細くハリが無くなった髪には浸透させるパワーはいらないからです。
そういったところを考えながら美容師さんはパーマをあてています(関西ではあてるというらしい)
ただし、この1剤だけが大切な訳ではなく、機械を入れて加温や加湿も大切です。
更に今までは重要視されてこなかった2剤(1剤で切った結合をくっつける)の働きも見直されて、
Loytoではこだわりを持って使っています。
そのお話しはまた次回!!